無事に・・・

新潟県川口町から帰ってきました。川口町からの依頼に基づい

て、災害派遣者として川口町に滞在していました。生来からの鈍

感者？のためか余震らしい余震は私は感じられず、余震があった

という夜もぐっすりと眠っていました。同じ新潟県内でも長岡市

の市街地は見た目はほとんど被害が見られないが、山間部の宅地

造成地は被害がすさまじいなど、地盤がしっかりしているかどう

かによってかなり被害の度合いが分かれたそうです。崩落が心配

されたJR長岡駅は地元の人の話によると「一部が壊れただけ

で、崩落なんてしませんよ。」と言葉通り地元の方は頻繁に出入

りしていました。マスコミと言うのはよく脚色して（サッカー選

手の中田英寿選手も言っていたのは記憶に新しい）うそを伝える

こともあるとはいえあきれ果てた。マスコミは今すぐ謝罪しろ！

川口町に関しては地元の方は崩壊家屋の片付け等のために忙しく

しており、ボランティアさんも活躍しておりました。建築物に関

しては友人の情報によると復旧作業の仕事を回してもらうために

ボランティアを派遣している企業もあるようです。（何のための

ボランティアだよ！まったく・・・）とはいえ、私の目から被災

者の方たちは絶対立ち直るぞというエネルギーがあふれているよ

うに見受けられました。そのエネルギーは決して絶やしてはなら

ない。そのためにも、もっと被災者の方たちのためにも何かやら

なければ。そして陽明学の教えにあるように「知行合一」（知る

ことと行うことは一致しなければならない）を目指していこうと

思います。次回から、また新潟旅日記に戻ろうと思います。

ではでは。